2018年3月17日 11:30 pm

※当ページは昨年(2018年)のものです。今春2019年の最新ページをご覧下さい。

西春校塾長個人による予想

B日程 国語16.0 数学12.0 社会12.0 理科11.0 英語10.5 合計61.0

総合では昨年比-2.9点で難化と予想

A日程 国語15.5 数学12.5 社会14.0 理科10.0 英語11.0 合計63.0

総合では昨年比-0.7点で大差なしと予想

B日程では、「ちょっと足りないかも」という生徒に意外と合格だった、という例が出そうです。

B日程を受けた生徒は、慣れによるA日程での取組み易さが思わぬ高得点を齎したりします。

自己採点は控えめで出しましょう。2点作文と2点英作文は両方自信があって2点加算、

片方自信の場合は0点とします。あと正答を書いたはずなのに実際は異なっていた、

なんてこともザラなのです。更に1~2点(おっちょこちょいの人は2~3点)減じて下さい。その上で

近隣の高校の予想ボーダーをいくつか挙げてみますと、(内×2+当×1.5、※印は内×2+当×1)

B日程の西春192、名西174、小牧南142、尾北140、名北134、※岩総100、※犬山86

A日程の江南190、松蔭184、一南166、新川153、※西陵120、※山田105

辺りが取れていれば、何とか合格かな、というところです。しかし、

くれぐれも上記赤文字を読んで控えめ自己採点の数字で比較して下さい。

※なお、当記事に栄光学園本体は係わっておりません。あくまでも個人の予想ですので、

誤差の範囲は小さいであろうとの自負はありますが、当然責任は持ちません。

個人的雑感

昨年からの入試制度改革で2点問題が設けられました。

2点問題は部分点なしと言われており、1問取れるか落とすかで、総得点や合否に非常に影響します。

「記述問題」には2点問題もあり、各高校に対して、完全に統一化された細かい採点基準が

通達され、諸々解答ケース毎における可否など、採点者に周知徹底された上で採点が行われて

いるのかどうかが甚だ疑問であり、それゆえ我々にとっても生徒にとっても非常に不安なところです。

あろうことか国語が20→18問(2点問題4問)など、問題数自体が旧制度時より減っており、5科目で僅か

100問に満たない問題数では、より一層「運」が付き纏い、生徒の常なる学力が正確に判断され

にくくなるのではないか、との懸念が払拭できません。

それが試験というものだ、と言われればそれまでですが、特に中位校レベル以下の受験生にとっては

特に理科や英語など、基礎的学力を問う平易な設問が殆ど無くなっており、中低位校の合格最低点も

今まで以上に増幅されて非常に低くなっているようです。公立の高校入試としてのあるべき姿からは、

現況やや遠ざかっていると考えます。

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