2022年6月29日 11:59 pm

やっとこさ出ましたね、平均点。得点データをすべて入力して電算処理されているなら、平均点など合否処理と共に瞬時に出せるのではないでしょうか?

昨年の異変・・・合格者平均点と受験者平均点がいつもより離れ過ぎている!なぜ?不自然過ぎ。H31と比べると2倍以上離れてる・・・。(合格者平均点-受験者平均点)×10科目=H31が4.6、R02が5.9、R03が突如9.3(以上昨年度当HPの検証記事よりコピペ)

で、今年はというと、9.3 ⇒ 8.1 となり、僅かに落ち着いたかに見えますが、よく見るとAは+2.0と一頃の正常値ですが、Bはなんと+6.1ですよ、6.1!! なんということでしょう?? 予想するのがアホらしくなってきました。私立志向は色濃く続き、私立をキープした生徒がAよりもB日程高校中心に、大挑戦の特攻をした例が多かったのでしょうか?ではその高校とは?なぜBに偏る? 昨年はAが+4.8、Bが+4.5で差はありませんでした。集計ミスでなければ、数万人の受験生の平均データがここまで顕著に特異な変化を見せることなど考えられません。集計ミスなど発生しようがないとは思うのですが、発表までのプロセスで人為的ミスが入り込む余地はあるのでしょうか?

以下、予想しました合格者平均点と実際の合格者平均点の比較をしてみますと、のべ10科目中9科目は誤差1点以内に収まりましたが、Aの国語が大外れ、合計点もABともかなりズレてしまいました。これだけのズレ幅は初めてでした。

Aグループ「合格者」平均点は

予想 国語15.8、社会12.5、数学12.7、理科11.8、英語12.8 合計65.6

結果 国語14.3、社会13.0、数学11.7、理科11.6、英語12.4 合計63.0 内申31.7

1点を超えて外した科目は国語で、合計点の外れ幅は大きくなりました。

Bグループ「合格者」平均点は

予想 国語15.4、社会13.9、数学13.4、理科10.3、英語12.1 合計65.1

結果 国語16.4、社会14.8、数学13.2、理科11.0、英語13.0 合計68.3   内申31.7

1点を超えて外した科目はありませんが、合計点の外れ幅は今までで最大でした。

◇◇◇その結果、わが予想ボーダーもAグループはほぼ妥当でしたが、平均点合計が予想以上に高かったBグループは、名西・尾北・名北などを除き外れとなりました。トップ校ほど平均点の高さ分以上に増幅して取れますから。外れは瑞陵・西春・千種・牧南で、チョイ外れは五条と岩総でした。

修正値

★牧南高校 29-64で154点
★千種高校 41-87で212.5点
★瑞陵高校 41-90で217点
★西春高校 37-75で186.5点

ここの所の瑞陵の難化は顕著で、今春は千種を少々越えてきました。向陽の人気も凄く、合格最低ラインは明和と完全に肩を並べましたね(上位合格層の厚さは依然明和が勝ちだがそれほどの差はない)。危惧された西春ですが、難易度が崩れなかったのは面目躍如、さすがです。是非これからも維持し続けて行って欲しいと思いますが、来年度は当日点による実力勝負が色濃くなるので、第一志望相手校の一宮・明和・向陽落ち(大半は一宮)から流れて来る学力層がやや低くなることも予想され(内申美人の割合が多くなるため)、やがて大学実績に多少影響するかも知れません。

皆様は、このBにおける合格者と受検者の、かつてない著しい得点差の原因は何だとお考えですか?

 

 
国語 数学 社会 理科 英語
R04 受検者 13.8 14.9 11.3 12.0 12.7 13.7 11.1 9.9 12.1 11.8
​合格者 14.3 16.4 11.7 13.2 13.0 14.8 11.6 11.0 12.4 13.0

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