2月22日(木)に公立高校一般入試が終わりました。受験生のみなさん。お疲れ様でした。3月8日(金)の発表までしばらく時間はあります。少しの間ではありますが、ゆっくりとしてください。また、大学入試のことになりますが、国公立前期試験が終わりました。こちらもお疲れ様でした。
さて、今回は、入試問題を見た上での寸評と予想ボーダーを述べたいと思います。ちなみに、栄光学園の西春校でも独自分析しております。そちらも御覧ください。(◇2024愛知県公立高校入試「合格者平均点」「ボーダー」予想 R602)
2024年度入試は?
今回の入試は当初の予想通り、数・理の難化、社会の易化が見られました。特に、数学の3(2)2は補助線の引き方が難しかったと思います。理科も知識だけでなく問題文を読んで論理的に考える力を問われるなど、問題の意図をつかまないと間違える問題が出題されていました。今後、このような出題は増加すると考えられ、練習をしていく必要があります。一方社会は、昨年同様、グラフの問題で「前年比」に注意する問題は出題されているものの、昨年ほど、あちこち見なければならない問題は出題されず、歴史は年号、地理は統計資料や地図、地誌の問題、公民は基本的人権等、基礎的な知識も問われる問題も多々見られました。
今回一番大きな変更は国語の出題だと思います。現代文では、生徒の討論を論理的に順序だてる問題が出題されました。指示語、接続後、文脈等に注意しないと解けない問題で、一読しただけでは判断がつかない問題でした。英語は、昨年と同様だったのではないかと思います。受験者平均ですが、英語13点、国語12点、数学13点、社会14点、理科12点 ではないかと予想しており、全体でやや難化とみています。そのため、予想ボーダーも昨年より低めで、多少幅はありますが、以下の表のように予想します。(独自資料と独自分析のため、実際と違う場合があります。また、西春校とは別で出しているので、数字・出し方も違います。)
予想ボーダー
※あくまでも予想であり、この得点で合格を保証するものではありません。
| 学校 | 予想総合点 | 内申 | 当日点 |
| 旭丘 | 278 | 42 | 97 |
| 昭和 | 220 | 36 | 74 |
| 名東 | 246 | 36 | 87 |
| 江南 | 220 | 36 | 74 |
| 津島 | 170 | 34 | 51 |
| 菊里 | 266 | 41 | 92 |
| 天白 | 210 | 35 | 70 |
| 一宮西 | 236 | 40 | 78 |
| 半田 | 246 | 40 | 83 |
| 向陽 | 274 | 42 | 95 |
| 名古屋南 | 230 | 36 | 79 |
| 明和 | 276 | 42 | 96 |
| 一宮 | 270 | 42 | 93 |
| 桜台 | 250 | 40 | 85 |
| 瑞陵 | 260 | 41 | 89 |
| 千種 | 250 | 40 | 85 |
| 旭野 | 214 | 36 | 71 |
| 五条 | 180 | 35 | 55 |
| 西春 | 220 | 40 | 70 |
| 横須賀 | 220 | 40 | 70 |
| 岡崎 | 278 | 42 | 97 |
| 刈谷 | 278 | 42 | 97 |
| 刈谷北 | 240 | 40 | 80 |
| 豊田西 | 240 | 40 | 80 |
| 岡崎北 | 240 | 40 | 80 |
| 西尾 | 230 | 40 | 75 |
| 時習館 | 270 | 42 | 93 |
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