いよいよ私立高校一般入試直前です。受験生の皆さんは期待と不安でいっぱいではないでしょうか。
今回は、一般入試で失敗しない秘訣について述べたいとおもいます 。
まず、入試というものはどういうものでしょうか。入試は、受験する学校が、自分たちの「欲しい」生徒を見極めるものです。その一つとして、学力を図るのが、当日の試験で、中学校での勉強や学校での活動を確認するものが調査書です。一般入試では、上位校では当日の試験を重視する学校が多いです。中下位校では調査書である程度合否の目安をつける学校もあります。
当日の試験は、満点を目指すものではありません。ほとんどの学校は合否の目安を6割から7割に設定しています。ですから、定期テストのように満点をめざす必要はありません。そのため、「やる問題」と「やらなくてもよい問題」の見極めをつけることが大切です。一番悪いのは、1つの問題に引っかかって時間を浪費してしまうことです。そうしてしまうと、解ける問題を解く時間がなくなり、取れる点数が取れなくなってしまいます。入試で一番やってはいけないことです。少し考えてできない問題は飛ばし、できる問題を確実に解く。このことが入試で失敗しない秘訣なのです。
また、解き直しもやる必要があります。解き直しをすることで、ミスは発見し、修正する。合否はその1問で決まることもあるのです。だから、必ず、解いた問題は解き直しをする。ということが必要です。できなかった問題は手をつけないようにしましょう。
ほとんどの方は複数校受験されていると思います。その中には挑戦校、実力相当校、すべり止め校が決まっていると思います。すべり止め校を落ちることはまずありません。だから、挑戦校や実力相当校の受験では、思い切って頑張ってください。
直前まであと少し。このタイミングの勉強は新しいことをやるより、これまでやった過去問の解き直しをして、解ける問題を確実にすることをこころがけましょう。
皆さんのご検討をお祈りします。
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