もうすぐ公立高校一般入試。今年の展望は？

いよいよ来週２月２２日（木）に公立高校一般入試が行われます。昨年度大幅に制度が変わり、今まで２回あった入試が１回になり、日程も早くなりました。また、マークシートが導入され、問題の出題傾向も変わりました。ここでは、令和６年度入試がどのようになるか予想し、いくつかの学校のボーダー予想を行いたいと思います。（あくまでも、独自で収集した情報に基づく独自の分析になります。実際とは異なる場合もありますが、ご容赦ください。）

問題傾向について

本年度入試の難易度は？

昨年度（令和５年度入試）は数学・理科が前年度より易化、社会が前年度より難化傾向にありました。英語・国語は例年通りで、全体通すと例年通りの難易度でした。それを踏まえると、本年度は数・理がやや難化することが予想されます。社会は、知識を試すテストより資料を活用して考えて答えを出すという傾向は変わらないと思われる（現在、共通テストも含め、このような出題で資料の処理能力を問うようになってきています。）ので、難易度は昨年並もしくはやや易化すると予想します。全体的にはやや難化傾向になるように思います。受験者平均で英語１３点　数学１４点　国語１５点　理科１２点　社会１２点　と予想できます。

主要な高校のボーダーはどうなる？

今年の予想難易度と昨年度の追跡調査の結果から予想します。予想の得点は　Ⅰ型　当日点＋内申点☓２　Ⅱ型　当日点＋内申点☓２☓１．５　Ⅲ型　当日点☓１．５＋内申点☓２　Ⅳ型　当日点☓＋内申点☓２☓２　Ⅴ型　当日点☓２＋内申点☓２　の計算式で出します。以下の表のように予想します。自分の内申点から当日自分がとらなければならない当日点の目安を計算してみてください。

入学検査当日の注意事項

1. 問題文をしっかりと丁寧に読む。
2. 資料問題は資料の意味をよく考える。
3. 社会のグラフや表は割合なのか実数なのか注意する。
4. 解いた問題は必ず解き直す。
5. 解答用紙の記入ミスに注意する。
6. 問題用紙に自分の解答をメモしておく。（自己採点のため）

当日は落ち着いて、問題をしっかりよく読むことが一番大切です。公立入試はミスをしないことが大切です。社会の問題はいろいろと資料が出ていると思います。その時、表やグラフの数値が何を意味しているか気をつけてください。特に注意は割合の場合、単純に増減だけで答えると出題者の思うつぼです。割合の場合は実数がどれくらいか概算することが大切です。特に注意しましょう。

受験生の皆さん、これまで自分が頑張ってきたすべてを入試ぶつけてください。思いは必ず通じます！がんばれ受験生！

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