2021年1月8日 2:08 pm

コンプリートパスの樋口です。

 コンプリートパスでは毎年、東海・南女・滝・名古屋・愛知淑徳中学の進学者を対象に「中学進学準備講座」を実施します。昨年は中学受験の西塾(コンプリートパスは中学受験の西塾、個人指導の栄光学園、高校受験のサンライズ、個別指導塾の名古屋個別指導学院園と同じ会社であるNEホールディングスの難関大学受験部門です)の生徒を含め25名の生徒が参加しました。今回は「目的」をさらりと書いておきます。

各学校において上位でスタートダッシュをきるために、入試直後から中学の先取り学習を開始します。

① 授業の受け方、ノートの取り方から学習の方法をリセットします

 中学受験では、塾の先生のいう通り頑張ってきました。しかし、ほとんどの生徒が決して「自主的に」「能動的に」学んできたわけではありません。どんな手順で学習していくか「時間をかけて」教えていかなければなりません。

 また、効率を優先し、プリント中心で学習してきたので板書の適切な写し方から始まって、授業の受け方も指導する必要があります。

② 空白の50日(受験終了から入学まで)を作らない

 中学受験が終わり、いきなり勉強を全部やめてしまうと、今度は勉強を始めるのがとても大変。勉強を少しずつでも続けていけば滑らかな中学スタートが切れるのです。また、各中学が提出する「新学期までの宿題」も計画的に仕上げることを指導していきます。

③1学期中間・期末テストまでの英語・数学の予習を実施

 学校が始まってからもGWまでは要注意です。ガイダンスやイベントが多く授業がほとんど進みません。GWが終わると、何もしないまますぐに「中間テスト」です(入学式~GW終了までの期間をコンプリートパスでは「魔の40日」とよんでいます)。少なくともこの時期に英語と数学の中間テスト範囲を学習し終わっておきたいものです。この状態であれば急に学校の授業が進んでも大丈夫。また、中間テスト対策はその他の科目から進めていけます。

 というのが目的です。これからもときどき、中学進学準備講座のコーナーを設けますので、是非お付き合いください。よろしくお願いします。

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