東海中学校から東京大学へ入学した生徒の事を思い出しながら、今日はブログを書こうと思います。
彼は中学1年生の最初からコンプリートパスの教室にいました。
彼に関する私の一番古い記憶は、英語の確認テストの記憶です。
きれいにアルファベットを書いて全問正解してくれました。
次の記憶は、大切にしていたお財布を無くしてしまい、途方に暮れていたこと。
そして、中学2年生時の学校の英語テストに、全てSVOCがふってあったことに驚かされたこと。
そして、その後の記憶は中学3年生の時に彼が、「あまり英語好きじゃないんだよね。」といったことです。
当時、「どうして英語が好きじゃないの?」と私が聞いたところ、
「時間をかけても完成しないから好きでない。」という答えが返ってきました。
その答えを聞いた私は、「英語を嫌いという前に、しっかりすべき努力をした上で英語が嫌いと思っているの?」という問いかけをしました。
当時の彼は、数学の問題集をやりこむ一方で、英語の問題集の既習範囲でイージーなミスを繰り返し、点数を落としていました。
東海生は数学・理科と理系科目から勉強を始め、国語、社会、英語等の文系科目を後にやる傾向がありますから、英語から手を付けなければ東海で上位を維持するのが難しいことを正直に話しました。
その後彼は、学校の英語の予習や、実力テストに対応するために英文解釈、高1の冬には東京大学の和文英訳、そして要約へと意欲的に取り組んでくれました。
テストが終わる度に英語のテスト答案を私の元に持ってきて、テストの反省や、東海で上位をキープするための次の目標を確認し、勉強に励んでいたのを覚えています。
また、高2・3生になってからも変わらず勉強のペースを維持し、京都大学に進学した名古屋高校の生徒と共に切磋琢磨しながら勉強を進めていた姿も印象的です。
今彼は東京大学の自動車部に所属しているそうです。
少しでも彼の人生に関われたことに喜びを感じながら、彼に続く人材を育てられるよう日々奮闘中です。
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